ピーシーデポコーポレーションは、MBOで株式を非公開化することを発表した。野島隆久社長が所有する35.37%の株式を除く64.6%余りの取得を目指し、買付代金は最大159億4268万円。買付期間は5月16日~7月10日で、公開買付代理人は野村証券。ピーシーデポは、パソコンの購買チャンネルの多様化が進む中、従来型の事業モデルの転換を迅速に推し進めるために、短期的な利益や株価動向にとらわれない体制づくりが必要と判断した。M&Aアドバイザーとして、今後はピーシーデポの経営陣が、新たな事業モデルの構築に注力し、成長を加速させることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。